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カードゲーム┃シャイなくまさん 写真付きプレイング・ガイド

カードゲーム『シャイなくまさん』 インディーゲーム
カードゲーム『シャイなくまさん』

このページはGamersFamily.jpオリジナルカードゲーム『シャイなくまさん』の写真付きプレイング・ガイドです

製品紹介(Game Market公式サイト・ゲーム紹介ページ)

説明書_エラッタ適用済み_rev.5.01

【改定・解放ルール】
カード効果毎の状況限定をなくして遊びやすくしました!
画像付き解説はコチラ

通販:

概要

カードは全部で9枚。プレイヤーは手札2枚を失う前に、最初に伏せ置いた「くまさんの食べたいもの」1枚を当てると勝者となります。
他の対戦者が持つカードの中身を知る方法は、対戦者に「◎◎を持っていますか」と聞いてそのカードを当てて開示させるか、カードの特殊効果を使って覗き見るか、どちらかです。しかし、他の人が手番で行った結果も、カードの中身を知る重要なヒントになることを忘れてはいけません。待っている間も決して気を抜けない、記憶と推測のゲームなのです。

内容物

  • くまさんの食べたいものカード 9枚
  • リファレンスカード 1枚
  • 説明書 1枚

ゲームの目的

最初に1枚抜いて場に伏せた「くまさんの食べたいもの」を当てます。

ゲームの終了条件

  • 「くまさんの食べたいもの」をプレイヤーが当てに行き、正解すれば勝者となります。
  • 手札、あるいは手元の場に伏せられたカードのどちらもなくなるとそのプレイヤーはゲームから脱落します。

初期セッティング

  1. カード9枚をシャッフルし、「くまさんの食べたいもの」カードを1枚抜いて広場に伏せます。
  2. 各プレイヤーに2枚、手札を配ります(手札は常に2枚以下です)。
  3. プレイ人数により、「場に伏せられたカード」を構成します。これらはカードに書かれた効果の対象になります。
    《2名》:各プレイヤーは向かい合わせの位置とし、両隣りの場と各プレイヤーの場に1枚ずつ、合計4枚の「場に伏せられたカード」を設置します(プレイヤーの場に伏せられたカードは「横向き(知らないカード)」にします)。
    《3名》:2枚を並べてプレイヤーのいない場に「場に伏せられたカード」として設置します。
    《4名》:8枚すべてを各自の手札として使います。
  4. ファーストプレイヤーを決定し、ゲームを開始します。方法はじゃんけんや年齢の低い・高い順等、何でも構いません。
初期配置:2名
初期配置:2名
初期配置:3名
初期配置:3名

初期ルール(PDF)をダウンロード
改定版「解放ルール」(PDFで閲覧できます)

エラッタ情報001:「アクション」の定義について

付属説明書の「アクション」に関する定義が曖昧であったため、行動が矛盾する箇所がございました。大変申し訳ございません。謹んでお詫び申し上げるとともに、訂正を記載致します。

元の表記
3.自分の場に伏せられたカードを1 枚手札に戻す

訂正表記
3.自分の場に伏せられたカードを1 枚手札に戻す(回復行動)

詳しくはダウンロードできるPDF説明書に記載しております。何卒ご確認の程、宜しくお願い致します。
以下のルールは訂正済みバージョンです。

基本ルール

 プレイヤーは「手札枚数のアクション権」を有しています。手番で実行できることは以下のいずれか1つです。3は「回復行動」とし、「アクション権」がなくても実行できます。終わったら次のプレイヤーに手番を回します。

  1. 誰かの所持カードを当てにいく
  2. カードに書かれた効果を使う
  3. 自分の場に伏せられたカードを1 枚手札に戻す(回復行動)
  4. 「くまさんの食べたいもの」を当てる

写真付き「カード効果」詳細

手札カードの効果を使う、あるいは効果を発生させることで「自分の情報量を増加」したり、「対戦者の手番の邪魔をする」ことができます。効果は大別すると3種類あります。
 a. 場に伏せられたカードと交換できる
 b. 自分からカードを開示する代わりに2枚のカードの中身を見られる
 c. 当てられて公開された時に効果が発生

改定版「解放ルール」では「自分から開示」「当てられたら開示」という使い分けを撤廃し、どちらのカードも自分で公開もでき、当てられて開示されても効果が発生します。
「解放ルール」画像付き解説

a. 場に伏せられたカードと交換できる

しゃけ くるみ いちご
効果:このカードを伏せて場に出す。場に伏せられた他のカード1枚と交換し、手札に戻す。

解説:この3枚はいずれも「場に伏せられたカード」と交換し、手札に加えて内容を知ることのできる効果を有します。対戦者の手札、既にオープンになったカード、くまさんの食べたいものは対象になりません。
手札から出されたこれらのカードを場と交換する際、伏せて「横向き」に置きます。交換された対戦者にとって、そのカードは「知らないカード」になるためです。

b. 自分からカードを開示する代わりに2枚のカードの中身を見られる

ぶどう
効果:このカードを所持者が公開する。対戦プレイヤーの手札を2枚まで確認し、シャッフルして再配布する。

こんちゅう
効果:このカードを所持者が公開する。所持者は場に伏せられたカードを2枚まで確認できる。

解説:ぶどうこんちゅうは所持者が自分からカードを開示して、代わりに2枚のカード内容を確認できる効果を有します。ぶどうは「手札」、こんちゅうは「場に伏せられたカード」を対象にできます。
注1:ぶどうで確認した手札は、確認した当人もわからないようにシャッフルして対戦者に返さなければなりません。
注2:こんちゅうで自分の場にある「知らないカード」を確認した場合、横向きから正位置の「(知っている状態の)場に伏せられたカード」に直します。

c. 当てられて公開された時に効果が発生

「このカードが公開された時」から始まる効果は、全て「当てられた時」に発生します。自分から開示して効果を発生させることはできません。

どんぐり

効果:このカードは公開されても所持者の手元に残る。所持者は手札すべてを失っても、1ラウンド追加でゲームに残りアクション出来る。その後、このカードは広場に移る。

解説:どんぐりは「公開されて効果発生」の中では特殊な動きをします。通常、開示されたカードは公開情報として「広場(誰の場でもない公の場)」に存在しますが、どんぐりだけは所持者の手元に残ります。そして手札0枚となり、ゲームから脱落状態になった際、追加であと1回回答する権利(通常、くまさんの食べたいものを当てにいくはずです)を所持者に与えます。
回答した結果、ゲームに勝利できなければ脱落します。

くり

効果:このカードが公開された時、手札を持たない各プレイヤー同士の場に伏せたカード1枚を右隣りに回す。

解説:「手札を持たない」とは、2枚とも「場に伏せられたカード」になっているか「広場にオープン」されたカード1枚と「場に伏せられたカード」1枚を有しているプレイヤーのことです。手札が1枚でもあれば対象になりません。もしも、くりの所有者の手札1枚が「場に伏せられたカード」となっている状態でこの効果が発生した場合、「手札を持たない」状態となるので効果対象になります。

はちみつ

効果:このカードが公開された時、手札を2枚持つ各プレイヤー同士で左隣りに各自の手札を1枚回す。

解説:手札が2枚揃っている状態のプレイヤーを対象に効果が発生します。1枚が公開されていたり、場に伏せられたカードとなっているプレイヤーの手札は対象になりません。

りんご

効果:このカードが公開された時、手札を持つ各プレイヤーは各自の手札を1枚広場に伏せて出し、シャッフルして再配布する。

解説:手札が1枚でもあれば効果対象となります。手札2枚ある人はどちらかを選んで広場に裏向きに出し、全員分をシャッフルして各自に再配布します。
注:シャッフルは全員が絵柄を見ていない状態で行い、見えないように再配布しなければなりません。

このゲームの醍醐味:他人の行動も全て情報

最初に手札2枚が配られるので、情報量は9分の2からスタートします。この手札以外に対戦相手(および場に伏せられたカード)に何が配られたかを知っていき、ここに「ない」カードが「くまさんの食べたいもの」だと推理するゲームです。
基本は対戦相手に「○○さん、△△のカードを持っていますか?」と尋ねて、相手がカードを持っていれば全員に情報開示(相手は手札1枚ロス)、そうでなければ聞いた人は「ミス」としてアクション権を失うというのがゲームの中核になります。つまり「名指しもされずアクションもしていない人」が、実は一番有利な状況になります。手番以外の時も気を抜かずにじっと他人の動きを観察し、何が聞かれて何処に何があるかを覚えていたプレイヤーが勝利を手にできます。
カード9枚しかない軽量ゲームですが、思考は重量級の記憶と戦略が必要なのです。

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